たった一度の失敗で嫁さんを怒らすパパに送る魔法。その名も「ナッジ」
たくさん頑張っているのに・・・
どれだけ家事・育児をがんばっても、たった一度の失敗で嫁さんを怒らせてしまう生き物、それがパパです。
私も、先日やっちまいました。
食器をきれいに片づけていなかったことが原因で、嫁さんを不機嫌にしてしまいました。
それまで、料理も洗濯も掃除もしてたのに
今回は同じような悩みを抱えたパパたちと一緒に解決策を考えてみたいと思います。
今回参考にした本について
どんな内容の本?
行動科学の知見である「ナッジ」を公共政策に応用する
「ナッジ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
「ナッジ」とは、無意識の思い込みを利用して、人をより良い方向に導くことです。
この書籍自体は、ナッジを公共政策に応用することの有用性を説明する内容ですが、我々パパは「ナッジ」を家庭に応用していきましょう!
パパレレの活用事例
ありがとうポイントカードを発行しました
なぜ嫁は一度の失敗で怒るのか
人は物を得る喜びよりも失う痛みの方を高く見積もる性質があります。
例えば、パチンコで1万円負けて、負けを補填するために追加でお金を投入してしまう場合です。
行動科学の分野では、「損失回避バイアス」と呼ばれます。
つまり、人は良いことよりも悪い方に目が向きやすいのです。
どれだけたくさんの家事・育児をしていても、一度の失敗で怒られてしまうのは、無意識のうちに嫁さんが失敗を高く評価しているのだと考えました。
そこで「ナッジ」の出番です。
ナッジを活用する際の大事な点
「ナッジ」とは、無意識の思い込みを利用して、人をより良い方向に導くことです。
ナッジの大事な点は、わざと誘導するのではなく、望ましい方向に導き、自ら行動してもらうことにあります。
そのため、パパレレが嫁さんをまるで洗脳するかのように、誘導するのでは「ナッジ」と言えません。
大事な点は、嫁さんに自ら行動してもらうことなのです。
ありがとうポイントカードとは?
行きついたのが「ありがとうポイントカード」を発行すること。
「ありがとうポイントカード」は、相手への感謝の気持ちを言葉だけでなく、ポイントにして伝えるためのものです。
こんな感じ。
- 相手に感謝したくなったら相手のカードにサインする
- 10ポイント貯めたらアイスをおごってもらう
「ナッジ」をどのように活用しているか
ありがとうポイントカードでは、ポイントが貯まっていくことにより、客観的になれます。
私こんなにパパレレに感謝しているのね!
って嫁さんが気付いてくれたら最高!w
さらに、アイスという報酬を用意することで、モチベーションを上げる仕組みを整えました。
パパレレと嫁さんはアイス大好き
まとめ
こうして客観的な指標と報酬で、夫婦がお互いにより良い行いを見つけたくなるような「ありがとうポイントカード」が誕生しました。
うまくいけば家庭がハッピーであふれますな。
果たして失敗しても怒られなくなったのかどうか。
検証結果はまた後日・・・。