ぱぱすけっと

ウクレレと家と業務効率のこと

自転しながら公転しながら育児する

育児のストレス本当の原因とは。

育児して思ったこと。

 

悩みが尽きない。

 

 生後2か月の我が子は泣いてばかり。

我が子が私に何を伝えたいのか全然わかりません。

 

しゃべれるようになったら、悩まずに済むのになぁ。

 

と、思いましたが、立派に言葉を話す嫁との関係にも悩みが尽きません。

 

悩みの原因はしゃべれるかどうかではありませんでした。

 

ご機嫌取りがストレスの原因

パパレレの場合、育休取得後ほぼ毎日、ほぼ24時間、嫁と一緒にいます。

無意識のうちに嫁に気を遣って、無駄にコーヒー淹れちゃったりしています。

 

いろいろ考えた結果、これがストレスにつながっていると思いました。

要するにご機嫌取りがストレスの原因でした。 

 

我が子にもご機嫌取りをしています。

 

だって、泣くから。

 

泣き止ませようとして、あやします。つまり、ご機嫌取りしちゃうんです。

 

 

パパレレの場合

ご機嫌取りをやめました

ご機嫌取りをすると疲れるので、やめました。

 

じゃあ、どうしてるかっていうと、パパレレも我が子と一緒に声を上げて泣いてますw

 

いいんです。

なんで泣いているのかわからなくても。

悩みながら、親子一緒に少しずつ成長していければ。 

 

 

そんなことを思わせてくれる小説に出会ったので紹介します。

 

今回紹介する本について

 自転しながら公転する(山本 文緒 著)

 

どんな内容の本?

Point

人生行ったり来たり。悩みながら進んでいきましょう。

都内のアパレルショップで勤務していた主人公「都(みやこ)」は、親の介護のために実家の茨城県に帰郷します。

 

帰郷後にアルバイト店員として働き始めたアウトレットモールで、「貫一」というヤンキー風の寿司職人と出会い、いつしか恋人の関係に。

 

しかし、貫一は勤め先の寿司屋の閉店に伴い、無職となり、その後も就職活動がうまくいかなかったり、過去の悪事が明らかにされたり。

 

都は貫一との関係や親の介護のことなどに悩みながら、それでも日常を生きるのです。

 

地球は自転しながら、太陽を公転します。

しかし、太陽もまた、一定の場所にとどまってはおらず、宇宙の中を進んでいます。

 

私たちも、一つのことをあれやこれやと悩んで、悩みぬいた末に前に進みます。

恋愛も、仕事も、家庭も、育児も。

 

悩んだっていいんだ。

悩んでも、私たちは前に進む。

人生行ったり来たり。

 

そんなメッセージが感じられる小説です。

 

育児につかれたパパさん、自転しながら公転しながら育児していきましょう。